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混沌世界の処世術①

 

BOOK&coffeeへようこそ

 

BOOK&coffeeでは、クリエイティブな活動に欠かせない素材を、”本”から集めだし、シンプルにまとめています。
 
 
 
読者の皆さんの”クリエイティブな活動を支えるしごと場”として、BOOK&coffeeがあります。
 
 
 
 
 
今回のテーマは「整理」です。
 
 
 
複雑化した世の中で、自分が生きやすい環境をつくるためにはどうすれば良いか?
そのヒントをお伝えできればと思います。
 
 
 
 
 
 
取り上げる書籍は、
『佐藤可士和の超整理術』(著:佐藤可士和)
[日本経済新聞出版社]です。
 
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<目次>
今回
①「整理術」が必要である理由
 
<次回以降>
②「整理術」ってそもそもなに?
③「整理術」のプロセス
④思考の整理術
 
 
 
 

 


 
 
整理術が必要である理由
 
 
 
 
今回は「整理」についてのお話です。
 
 
 
読者の皆さんは「整理」と聞いて、どういうイメージを思い浮かべるでしょうか?
 
 
わたしの場合は、
物が散らかっている部屋の「片付け」や、
資料を見やすく「編集」することを思い浮かべます。
 
 
 
しかし、今回ここでお伝えする「整理」はそのイメージとは異なったものになります。
 
 
 
ではその真意とは一体どんなものでしょうか。
 
 
 
それを飲み込みやすくするために、まずはわたしたちの時代についてお話する必要があります。
 
 
話の本筋からは遠くなりますが、
あとあと大事なポイントとなりますので、少々お付き合いください。
 
 
 
 
さて、
わたしたちが当たり前のように過ごしている日常についてをここでは考えていただきたいです。
 
ポイントとなるのは”インターネット”の存在です。
 
 
わたしたちは「インターネット」という言葉を知らない人はいないほど、
社会に溶け込んだ存在として認知されています。
 
 
 
インターネットは人々の生活において、必要不可欠なものとなっています。
 
 
その恩恵が、社会の革命的発展に通じていることはご周知のとおりでしょう。
 
 
しかし、反面、インターネットがもたらしている危険な影響もあります。
 
 
ここでお伝えしたいポイントは、そのインターネットによる副作用にあります。
 
 
 
わたしたちにとっては有害ともなりうる面とは一体なにか?
 
それは
 
”現状を把握することが困難になっている”
 
ということです。
 
 
 
どういうことかを説明します。
 
 
 
ここで述べている「現状」の対象について考えてみてください。
 
パッと思い浮かぶのは、「社会」の現状、これはもちろん該当します。
 
例えば、インターネットによって、情報の流通量、および価値ある情報の循環は目まぐるしいスピードで変化していること。
 
これは、社会的視点でインターネットの影響を捉えると見えてくる部分です。
 
 
もっと身近に考えてみましょう。
 
 
では、社会を構成している「わたしたち」の場合はどうか。
 
まだこれだと視野が広くて身近に考えられません。
 
もっと視点を近づけてみてください。
 
するとその対象は最終的に「自分」に行きつくだろうと思います。
 
 
 
自分の現状を把握する」ー。
 
 
 
わたしはこの視点で自分について考えたとき、かなりギクッと突き刺さったものがありました。
 
 
 
読者の皆さんはどうでしょうか。
 
 
 
わたしの場合、どうして全身に衝撃が走ったのかをじっくりと紐解いていくと、例えば以下のようなものが原因として出てきました。
 
 
・自分は将来どうしていくべきなのだろう?
・今の自分がやるべきことはなんだろう?
・なんとなくで、現状を過ごしていないか?
・自分が誰かの役に立てる分野ってなに? etc…
 
 
このように、あげればキリがないくらい、そういえば”自分”についてよくわかっていないことがブワッと出てきました。
 
そして、いずれも共通して”自分に対する疑問”が出てくるのです。
 
 
言い換えると、自分の中に”答え”を持っていない状態、とも捉えることができます。
 
 
これについての良し悪しは賛否両論あるかもしれませんが、
わたしはこの状況に対して危機感を覚えたため、これは良くない状況だったと判断しています。
 
 
なぜなら、自分について探求できていないということは、自分という存在を希薄にしている状況だと思ったからです。
 
 
わたしの話ばかりで恐れ多いですが、もうしばらくおつきあいください。
 
 
わたしの場合、将来こうなりたいなぁという願望はもともと持っていました。
 
しかし、
 
自分はこうなりたい、ああなりたいという夢があっても、現状の自分にきちんと視線が向けられていない状況では、
いつまでたっても夢は夢物語で終わってしまうことが約束されてしまうのではないか、と思えたからです。
 
 
 
 
なぜなら、現状を見れないということはどれだけ自分が夢に向かって進んでいるのかわからないーそのうえ、そんな状況だと、前進を継続することも困難だと思えたからです。
 
 
 
 
さらに、なぜ今までこの状況に気づくことができなかったのかについても同時に考えてみました。
 
 
そして、ここがわたしにとっては最も悔しいところとなりました。
 
 
 
 
気づけば、わたしは長い間自分のことについて知らないということはない!と思って生きていました。
 
 
そうです、今回の件はつまり、
自分自身について誰よりも理解しているという自負があったのにもかかわらず、起こっているケースなのです。
 
自分についてわかっていた"つもり"になっていたことが本当に悔しいし、恐ろしいことだと思いました。
 
 
 
こうなってしまった原因も心当たりがありました。
 
 
それがインターネット上の情報の鵜呑みです。
 
 
 
簡単にまとめれば、
他者の発信内容について、自分で深く考えることなく、共感できる内容にはホイホイ乗っかっていました。
 
 
とにかく、いろんな情報に自分は踊らされていたことは確実です。
 
例えば、今の時代は好きに生きていける時代やら、大学生のうちにやっておくべき〇〇〜とかよくみますよね。
 
その類のものをたくさん、たくさん情報収集して、共感できるものには飛びついて、そして変にその考え方にプレッシャーを受けて...を繰り返していたわけです。
 
これが不幸を生んでしまったきっかけです。
 
 
また、本書を読んでいて著者の佐藤可士和(さとう かしわ)氏はこの点についてわかりやすく言及されていました。
 
(略)多くの人は、自分の目の届く限られた範囲内で現実を理解し、あまり疑問を持たず、世の中をシンプルに捉えているのではないかと思います。まず、こうした状況に危機感を持つことが、問題解決への第一歩となるのです。現状把握の難しさを認識しないままだと、物事の本質に迫り、筋道を立てて考えてみようとまでは思えないでしょう。また、自分で判断ができず、他者の表面的な分析に振り回されてしまう羽目になります。調査の結果や世間の常識を鵜呑みにしてしまい、現状把握ができたつもりになっているケースが多々あるのではないでしょうか。(本書P43より)
 
 
 
わたしのケースがもうそのまま言語化されていて、ぐうの音も出ません。
 
 
 
わたしの話が長くなってしまい申し訳ありません。
 
 
 
ですが、わたしは佐藤氏の上記の言及をみたときに、
 
これはわたしにだけ起こるようなケースではなく、
意外と多くの人が抱えている問題なのでは?
 
と考えられたため、わたしの例をご紹介させていただいたわけです。
 
 
 
 
ここでお伝えしたかったことをまとめます。
 
 
要するに、わたしたちは簡単に情報に踊らされてしまう生き物だということを気づいてもらいたいわけです
 
 
 
このインターネットによって現状が把握しづらいのは、まさに”リアルとバーチャルの境界”がない社会であるからです。
 
 
佐藤氏の見解が、ここでのまとめになりますので紹介します。
 
 
現状を把握するということが、不可能に近いくらい難しい。これは、実は大変危機的なことだと捉えています。
普段の生活ではあまり意識しないかもしれませんが、現代社会というのは非常に複雑な状況です。リアルな世界とインターネットなどのバーチャル世界が境目なく存在し、脳の中で作られた"脳化社会"がイメージ世界として広がるなど、いくつもの世界が混在し、とてつもないカオス状態が蔓延しているのです。ー(略)ー情報は刻一刻と変化しています。ただでさえ数多くある情報が、視点によって全く違うものになったり、さらに変化し続けているわけです。そう考えると、現状を把握するというのがいかに難しいことなのか、想像していただけるのではないでしょうか。(本書P42-43より)
 
 
 
佐藤氏が言うように、
情報がものすごい量とスピードで行き交うこの社会で生きていくにあたって、
 
どの情報を信じるか
 
が大変難しいのが現代の特徴なのです。
  
 
 
では、わたしたちは油断すると迷走してしまうかもしれないこの社会において、一体何を大事にしなくてはならないのでしょうか?
 
 
 
そのヒントとなるのが、今回取り上げた書籍にある、「整理術」です。
 
 
 
そして、わたしが紹介する”整理”の真意はこの佐藤氏の考え方を紹介することに通じます。
 
  
まずは、自分が見ている世界の”当たり前”を疑う姿勢を保つことが、整理術を行う上で重要なポイントです
 
 
 
読者の皆さんもぜひ、心当たりのある方はその姿勢を今日から意識してみてください。
 
 
 
次回はお伝えしたい「整理術」がそもそも何かについて紹介したいと思います。
 
 
 
(今回はこのへんでcoffee breakにしましょう☕️... (次編へ続きます)
 
 
 

シンプル思考 -終盤(3/3)-

 

BOOK&coffeeへようこそ

 

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読者の皆さんの”クリエイティブな活動を支えるしごと場”として、BOOK&coffeeがあります。
 
 
 
 
 
今回のテーマは「シンプル思考」です。
 
 
モノゴトをシンプルに考えるためのヒントをお伝えできればと思います。
 
 
 
 
 
 
取り上げる書籍は、
 
『シンプルに考える』
(著:森川 亮)[ダイヤモンド社]です。
 

 

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※  前回の記事はこちらです。
 
 
 
 
 
目次 
 
 
<終盤(3/3)>
  • LINEというシンプル思考の産物
  • シンプル思考フレームワーク
 
 
 
 
 

 おさらい

 
 序盤では、「シンプルに考える」とはどういうことか、についてお話をしました。
 
 
中盤ではその「シンプルに考える」をどうやったら習得できるのかについて、考えていきました。
 
 
 終盤では、本書の内容のまとめをお伝えしたいと思います。
 
 
前半は、LINEについてのケーススタディを見ながら、シンプル思考の手順をご紹介します。
 
 
後半では、読者のみなさんが「シンプル思考」をすぐ実践できるように、BOOK&coffeeオリジナルの”アクティブシート”をご紹介して、この回を締めくくります。
 
 
 
 

LINEというシンプル思考の産物

 

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シンプル思考イメージ
 
これは前回掲載した
「シンプル思考のイメージ」です。
 
ここではLINEのケースを、実際にこのイメージに当てはめながら、本書の内容を体感していただければと思います。
 
まず、今まで一度も出てきていない「抽象化」という言葉について説明します。
 
「抽象化」とは、要するに「シンプル思考」でおこなっていることそのものです。
 
シンプル思考は、モノゴトを単純化するわけですが、
単純化するためにやっていることが「エッセンス(本質的要素)の抽出」、つまり「抽象化」です。
 
そしてその抽出したエッセンスを元に、適切な行動や手段を導いているのです。
 
紹介している図は、その抽象化の道すじと思っていただければ、わかりやすいと思います。
 
さて、
 
ここからはわたしたちにとって必需品となっている、LINEの例をご紹介します。
 
まずはシンプル思考を実践するための手順について整理したいと思います。
 
 
▷シンプル思考の手順
 
①:目的の設定
②:問いかけ(質問)をする
=もんだいの原因をあらわにする
③:目的視点に立つ(もう一度、目的を確認する)
=「そもそも何のためにやっていたのか?」と自分に問う。
④:答えを導く
⑤:答えを「行動」に転換する
⑥:結果をふりかえる
=結果を確認し、改善点となる”もんだい”を見つけて②に戻り、①はそのままで、②より再び同じ手順を繰り返す。

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シンプル思考の手順
 
以上がシンプル思考の手順になります。
 
このサイクルをくり返し回すことによって、シンプル思考をおこなうことができるというわけです。
 
(※ビジネスの場面で、本書の「シンプルに考える」思考法を実践することを「シンプル思考」とここでは定義しています。本書にはない言葉ですのでご注意ください。)
 
 
 
では実際にLINEの例を見てみましょう。
 
このサイクルに当てはめて考えてみます。
 
 
 
 
▷LINEのシンプル思考
 
①:目的の設定
LINEの例:「ユーザーが本当に求めているものを追求する。」という目的がある。
 
②:問いかけ(質問)をする
=もんだいの原因をあらわにする。
 
LINEの例: 「スマートフォンのコミュニケーションで、ユーザーが求めている最も重要な価値は何か?」を問いつづける。
 
③:目的視点に立つ(もう一度、目的を確認する)
 =「そもそも何のためにやっていたのか?」と自分に問う。
 
LINEの例:「ユーザーが本当に求めているもの」が問いの答えを導く判断軸だと確認する。
 
 
④:答えを導く
LINEの例:東北大震災の被災者の視点も加わり、今最も必要なのは、「誰もが使いこなせる、もっと便利なメッセージサービス」であると判断。
 
 
⑤:答えを「行動」に転換する
LINEの例:”簡単”・”使いやすい”・”スピーディーで快適なコミュニケーション”以外の要素を全て排除。
 
 
⑥:結果をふりかえる
=結果を確認し、改善点となる”もんだい”を見つけて②に戻り、②より再び同じ手順を繰り返す。
※①は変更しない
 
 
LINEの例:LINEというメッセージアプリが完成(=これが結果)
→再度「他にユーザーが本当に求めているものは何か?」を考える
=LINEに足りない機能や改善点を調査する(=もんだいの発見)→②〜⑥のサイクルを回し続ける
→あとあとの写真共有機能などにつながる。
 
LINEはこのようにざっくりですが、上記のような手順を踏んで産声をあげ、現在の姿にいたっている、というわけです。
 
LINEはシンプルなコミュニケーションツールとして、たくさんの人に親しまれています。
 
LINEがシンプルである理由ー。
それはコミュニケーションツールに本当に必要な要素だけを徹底して抽出しているからであり、余計な機能がないからこそ、あの使いやすさが実現できているというわけです。
 
シンプル思考は、ユーザーにとって”不必要な要素(ムダ)”を排除するための思考ともいえるでしょう。
 
もちろん、LINEが完成するまでの奮闘には上記以外の細かな歴史がたくさんあります。
 
上記にあげている例は、あくまでも「どのようなコミュニケーションツールをリリースすればいいか」
という視点からみた1つの”もんだい”にすぎません。
 
森川亮氏はLINE株式会社の社長であったわけですから、
商品、組織のこと、戦略などなど、上記以外のたくさんの”もんだい”を「シンプルに考える」ことによって解決されています。
 
その一部をご紹介します。
 
 
(森川亮氏がプロジェクトリーダーであった際のお話ー)
市場調査でユーザーのニーズを把握するのはもちろん、類似商品をマッピングすることで、「その企画」がどんなニーズを満たそうとしているのかを明確にする。
そのマーケットの歴史を俯瞰して、いまなぜ「その企画」が必要なのかを明らかにする。
ありとあらゆることを考えさせるのです。何度も企画を突き返すこともあります。結果的にボツになるのもヤマのようにあります。
しかし、このプロセスを経ることによって、直感がロジックに裏付けられたときに確信は生まれます。成功のイメージが明確に描けるようになる。その確信を本人がもてたときに、はじめてゴーサインを出すのです。(本書P78より)
 
 
僕は、経営はシンプルだと考えています。社長が、ある分野においては自分より強い人を連れてくる。
そして、ある分野の仕事をお願いする。それで、うまくいかなければ、「人」を変える。うまくいっているときは変えない。プロジェクトの存廃も同じ。
結果が出れば人数を増やすし、結果が出なければ減らす。場合によっては解散する。それを貫徹する以外にはない、と思うのです。(本書P124より)
 
 
 
リリース当時、世界にはLINEに似たサービスはいくらでもありました。
企画開発メンバーは、それらをすべて調べ上げました。しかし、差別化は狙いませんでした。
それらのサービスの利用状況を見ながら、「スマートフォンのコミュニケーションで、ユーザーが求めている最も重要な価値は何か?」と徹底的に考え抜いたのです。
その結果、テキスト・メッセージ機能にフォーカスして、シンプルにそれだけを磨き上げていったのです。ーユーザーにとって最も重要な価値にフォーカスする。
そして、その価値をとことん磨き上げる。そのときはじめて、僕たちは真の差別化を生み出すことができるのです。(本書P175より)
 
 
本書は、LINEの裏側と森川亮氏の仕事観が参考になる本だと思います。
 
読みやすいレイアウトで、ビジネスにおけるヒントをスイスイと学ぶことができます。
 
本書の中に、ケースはたくさん散りばめられていますが、
中でもわたしが特に強い関心をもった点をお伝えしたいと思います。
 
会社経営となれば、日々小さなことから大きなことまで、数々の意思決定をこなす必要があります。
 
わたしが面白いと思った点は、その森川氏の意思決定の場面に見られました。
 
 
森川氏の場合、
全ての意思決定事項において、
「ユーザー(お客様のために)のために」
という判断基準が貫かれていました。
意思決定の根幹には、それが必ずあるのです。
 
 
わたしはここがシンプル思考におけるもっとも注意すべき点だと思いました。
 

 

「目的」をブラさないー。

 
 
これが本質を見つけ出すためのサイクルを回すにあたって、何よりも重要になる点だと思います。
 
読者のみなさんもぜひ、以上の図や森川氏の考え方を参考にしながら、シンプル思考を実践してみてください。
 
 
また、シンプル思考の真髄をもっと学びたい方はぜひ本書をご購読されることを推薦します。
 
 
では最後に、その実践に役立つ”アクティブシート”をご紹介します。
 

 

 

シンプル思考フレームワーク

 

 

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Active Sheet

 

 

では実際に以下の質問を準備していますので、紙を2枚とペンをご準備ください。

 

では最初は次の手順通りに、取り組んでみてください。

質問の答えは一枚の紙にまとめてください。

 

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あと3問です。

 

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さて、今答えていただいた、答え①〜答え⑥を実際に「シンプルに考える」ことでより本質的な解決策を導き出してみましょう。 
 
それにあたって、次の準備シートのように進めてA~Cの結果をメモしてください。 

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準備シート



 

では、次からが本題です。

改めて、シンプル思考のイメージを確認しましょう。

 

 

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シンプル思考イメージ

 今からはこのイメージに当てはめて行きます。
 
 
新しい用紙を一枚ご準備ください。
 
 
このイメージを実際に読者様バージョンのものに書き換えてみましょう。
 
 
 
以下の3ステップです。
 
 
 
STEP1:まず、図のシンプル思考イメージの「目的」の部分に、準備Aを下の図のように記述しましょう。
 
 

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STEP2:上の図を確認してください。

実は答え③が図の左側の「ムダ(不純物)ゾーン」に当てはまります。

そこに、準備Bの一番優先度の高い”もんだい”をメモしましょう。

 

          ↓

 

(最終)STEP3:次に右側のサイクルを埋めます。

 ①=答え④(もんだいの原因)を記述します。

 

 ②=準備Cの質問文を記述します。
 
 ③=答え⑤や準備Cの答えをはじめとした回答を、あげられるだけ考えて、もっとも目的に近づける可能性が高いと思う答えを記述する。
 
 ④=③を行動に移すにはどうすべきかを書く。
 
 
 
 
4:完成
 おつかれさまでした。
 ひとまず、完成するとしたの図のようになります。
 

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完成イメージ

 


 あとは書いてある内容の通りに「行動」して、結果が出るまで継続します。
 
 
シンプル思考は、
途中で諦めてしまうと効果は落ちてしまうので、必ず何かしら結果が出るまで「行動」することがポイントです
 
 
 
一通りの流れは紹介しましたが、
”もんだい”の大きさによっては本当に一筋縄ではいかなかったり、根気が必要だったりすると思います。
 
 
 
そんな時は、前回の記事にも書きました、プロフェッショナルという、ご自身への覚悟が背中を押してくれると思います
 
 
 
そして、結果が出るまで行動したら、
次の図のように、再び改善点を見つけてサイクルを回す、もしくは
”もんだい”が複数ある方は、同じようにそのほかの”もんだい”にも取り組んでみてください。
 
 

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シンプル思考サイクル(手順)

 

 

 

読者のみなさまにとって少しでも役に立てれば嬉しいです。

 

 

最後に、本書を執筆された森川亮氏をはじめ、本書の制作に関わっている全てのみなさまに、本書との出会いを与えてくださったことに感謝の意を申し上げます。

 

 

 

ぜひ、本書について気になっている読者のみなさまは、ご購読されてみてください。

 
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
(coffee break☕️... 他の記事もごゆっくりご覧ください。)
 
 
 
 
<過去記事>
 
 

シンプル思考 -中盤(2/3)-

 

BOOK&coffeeへようこそ

 

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今回のテーマは「シンプル思考」です。


 
モノゴトをシンプルに考えるためのヒントをお伝えできればと思います。
 

 

 

 


取り上げる書籍は、 


★『シンプルに考える』
(著:森川 亮)[ダイヤモンド社]です。

 

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  前回の記事はこちらです。

 
 
 
目次 
 <中盤(2/3)>
  • プロフェッショナル
  • 目的をもつ
  • 他者視点
<終盤(3/3)>
  • LINEというシンプル思考の産物
  • シンプル思考フレームワーク
 
 
 
 

 おさらい

 

 序盤では、「シンプルに考える」とはどういうことか、についてお話をしました。
今回はその続きです。
 
中盤ではその「シンプルに考える」をどうやったら習得できるのかについて、考えていきたいと思います。
 
 
 
 
 
 

 プロフェッショナル

 
プロフェッショナルー。
多くの人が耳にしたことがある言葉だと思います。
 
普段は「〜の”プロ”」というふうに、略した方を言葉にする場合が多い気がします。
 
 
さて、本書を読んでいて「シンプルに考える」を実践するにあたっては、
どうもこの”プロフェッショナル”について知っておく必要があるようです。
 
 
まずはそこを掘り下げていきます。
 
 
そもそも「プロフェッショナル」とは何でしょう?
 
言葉そのものの意味は、「本職とすること、職業的」といった意味があります。
 
要は”何かの分野に特化した能力を持っている”というふうに理解できます。
 
 
一方で、本書では次のように出てきます。
 
 
 
(略)生半可な姿勢では、ユーザーに喜んでもらうことなどできるはずがありません。
ユーザーのニーズからわずかでもズレないように、神経を研ぎ澄まさなければなりませんし、クオリティの高いプロダクトを生み出すためには、身を削るような努力も必要です。
しかも、失敗は許されません。心理的にも肉体的にも強いストレスにさらされるのが、仕事というものです。
仕事は、しんどくて当たり前なのです。むしろ、そのしんどさを引き受けて、淡々と日々の仕事に向き合っていく。
そして、その苦しい過程を経て、結果が出た時の「幸せ」の感覚を体感しているのが、本物のプロフェッショナルではないかと思うのです。(本書P56より)
 
 
 
彼らは「ユーザーが求めているものは何か?」を確信が持てるまで考え抜いて、絶対に妥協しようとはしません。
もちろん、いろんな人の意見に耳を傾け、さらに自分のプロダクト・イメージを磨こうとします。
しかし、職場の空気に合わせるような曖昧なことはしない。職場で批判されることよりも、ユーザーのニーズからずれることを恐れているからです。
僕はこれこそプロフェッショナルだと思います。
こういう人でなければ、ずば抜けたプロダクトをつくり出すことはできません。「いいもの」をつくるために、一番やってはいけないのは調整です。(本書P66より)
 
 
 
 ここまでを整理してみます。
 
 
まず「プロフェッショナル」について紹介しているわけは、
「シンプルに考える」にあたって必要な素養であると判断したため、話を進めていることは先述したとおりです。
 
 
ここで気になるのは、
なぜ”必要”と思ったのか?だと思います。
 
 
プロフェッショナル についていろいろと調べてみると、
 
「プロフェッショナルとは、〇〇だ!」
 
と1つに定めることはそう簡単ではないようで、その分、見解はたくさん生まれているようです。
 
 
ここではあくまでも本書にしたがった意味を考えてみます。
 
 
わたしの整理では、
プロフェッショナルとは、「本質を導き出せる人」のこと、という見解に落ち着いています。 
 
これをもっと広くとらえてみれば、これは
「シンプルに考える」ために必要な”姿勢”だと言えます。
 
 
さて、これが「シンプルに考える」とどういう関係があるのでしょうか?
 
 
ここで大事な視点があります。
 
 
それは、どういう場面で「シンプルに考える」必要性が高くなるのか?ということです。
 
 
わたしは、やはり仕事の場面がそれにあてはまると考えています。
 
 
ビジネスの世界では、”正解のないもんだい”に日々、向き合う必要があります。
 
 
普段とは違って、よりシビアな環境で
「シンプルに考える」を実行しなくてはなりません。
 
 
森川氏によると、ビジネスの本質は、
「ユーザーが本当に求めているものを提供し続けること」にあると言います。
 
 
この場合においては、要するに「シンプルに考える」を実行する真髄は、”お客様のため”、という目的にあるというわけです。
 
 
その目的を達成するために、仕事においてわたしたちに求められるものが、”成果”です。
 
 
となれば、「シンプルに考える」という手段を実行しようとしても、
本質にたどり着くまでの道のりは、決して平坦でまっすぐなものではないことが伺えます。
 
 
方法論だけでは太刀打ちできない険しい道のりで、どうやってそこを乗り越えるか?
 
そう考えたときに、
”もんだい”と向き合う「姿勢」がしっかりと身についていないと、「シンプルに考える」の本領を発揮できないと思うわけです。
 
 
ビジネスの世界は、それだけ体力を要する世界であるということ。
 
 
お客様の抱えている”もんだい”を解決するには、それ相応の高いレベル求められます。
 
 
その高度な”もんだい”に挑むには、
「プロフェッショナル」という土台が自分に備わっていることに、重きが置かれることを忘れてはならない。
 
 
以上が、本書から読み取れた大事なポイントです。
 
 
 
 

「目的」はなにか

 
ここまでは、「シンプルに考える」ための”姿勢”についてお話をしました。
 
 
次のテーマに移りましょう。
 
ここでも、ビジネスという場面で考えてみます。
 
 
ビジネスにおいて、
「シンプルに考える」重要性は、
”いかにお客様を想像できるか" に大きく関係していることはすでにお伝えしています。
 
改めて、
「お客様のため」と「シンプルに考える」
この2つの関係性について、整理してみます。
 
 
まずはお客様の視点。
 
 
お客様は、お客様が抱えている何らかの欲求や課題に応えてくれる、モノやコトを求めています。
 
それに合致している商品やサービスがあれば、お客様はそれにお金を支払います。
 
 
一方、企業側はどうでしょうか?
 
 
企業は、お客様の求めていることに応える対価として、お金を得ることを目的としています。
 
 
仕事という場面で考えた場合、企業側が重要となるのは、
まさに、”お客様が「何を求めているのか」を、どれだけくっきりと見ることができるのか”
ここに重きがおかれる、ということです。
 
 
ここを見間違えてしまった場合、
その”成果”は、お客様には必要ないものとして受け取られます。
もちろん、収益は発生しません。
 
 
そして厄介なことに、
「お客様は自分でこれが欲しい、あれが欲しい」ということを実ははっきりとわかっていないという事実もあります。
 
 
逆説的ですが、お客様が欲しいと思っているもの、つまり「もんだいの答え」は企業が自ら、見つけなければならないのです
 
 
ですから、お客様は
「そうそう、これが欲しかったのよ!」
ということを、その製品を手に取ったときに気づくわけです。
 
例えば、iPhoneやLINEといったサービスはここに該当します。
 
 
企業側はお客様が欲しいものが何なのか、その答えを見つけることに全神経を注ぐ必要があります。
 
 
そのときに役立つ方法が、まさに
「シンプルに考える」ことにあるのです。
 
 
「シンプルに考える」ー。
この思考法を使いこなすことで、
お客様にとってのムダな要素を取り除き、代わりに必要なものだけをくっきりと映しだすことができます
 
 
わたしは、ビジネスの世界において、「シンプルに考える」ことを、以降は「シンプル思考」と表現します。
 
 
ここまでの話をまとめます。
 
 
「シンプルに考える」ためには、その”もんだい”を解くために必要不可欠な”柱”が必要だというわけです。
 
 
その”柱”となるのが、「目的」の存在です。
 
 
ビジネスにおいては、「お客様のために」という目的がある。
 
 
目的があるからこそ、それは
”もんだい”を解決するにあたっての判断軸として機能するわけです。
 
 
例えば、この新製品であるスマホの大きさをどうするかという重要な話し合いに参加するとします。
 
 
そのときに、ユーザー(お客様)のためという目的があることによって、ユーザーの視点から自分の意見を考えることができます。
 
これは自分だけでなく、会議に参加しているメンバー全員が、同じような考え方で、考えることができるというところもポイントです。
 
つまり、目的は共通認識にもなります。
 
そうして、例として、片手で扱いやすい大きさにしようというような生産性の高い議論ができるというわけです。
 
 
この目的がもし、「子どものため」であれば、現在のスマホよりもワンサイズ小さなサイズが標準として生まれる可能性が出てくるわけです。
 
 
つまり、「目的」がなければ”もんだい”を解決するための「本質」は永遠と見えてこないことがこの例からうかがえます。
 
シンプル思考をするには、「目的」の設定が必要不可欠なのです。
 
 
 
 
 

他者視点

 
ここでもう一つ大事になるのが「他者視点」です。
 
これは言いかえれば「他者への想像力」とも言えます。
 
例えば、先ほどのスマホの大きさの会議の時に「ユーザー(お客様)のために」という目的から派生して、
「お客様が実際に使っている場面」を想像して、”もんだい”を解決するというアプローチになっています。
 
 
シンプルに考えるためには、「目的」があることが最低条件ですが、
よりレベルの高い”成果”を出すためには
「他者視点」からモノゴトをみることー。
 
これが大変重要になってくるということです。
 
 
<式>
(目的)×(質問力)×(他者視点)=シンプル思考による成果
 
 
 
ここまでを以下の図にまとめています。
 

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シンプルに考える-イメージ-

 

 

 

 

(今回はここでcoffee breakとしましょう☕️... 次編へ続きます)

 
 

シンプル思考 -序盤(1/3)-

 

BOOK&coffeeへようこそ。

 

BOOK&coffeeでは、クリエイティブな活動に欠かせない素材を、”本”から集めだし、シンプルにまとめています。
 
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今回のテーマは「シンプル思考」です。
 
 
モノゴトをシンプルに考えるためのヒントをお伝えできればと思います。
 
 
 
 
 
 
取り上げる書籍は、
『シンプルに考える』
(著:森川 亮)[ダイヤモンド社]です。

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シンプルに考える (著)森川亮
 
 
 
 
 
 
目次 
<序盤(1/3)>
  • 考えると悩む
  • シンプルに考える
 <中盤(2/3)>
  • プロフェッショナル
  • 目的をもつ
  • 他者視点

<終盤(3/3)>

  • LINEというシンプル思考の産物
  • シンプル思考フレームワーク
 
 
 
 
 

考えると悩む

 
わたしたち人間は、生きていくうえで、さまざまな「もんだい」をかかえています。
 
例えば、受験や恋愛、仕事、友人関係など、その対象は、あげればキリがありません。
 
 
わたしたちはしばしば、そういったもんだいに、頭を悩ませつつも、
なかなか答えを出せずに、モヤモヤを募らせてしまいます。
 
 
考えているはずなのに、なかなか納得のいく答えにたどり着けないー。
 
 
なぜそうなってしまうのでしょうか?
 
 
「もんだい」に向き合っているご自身のすがたを想像してみてください。
 
そのとき、2種類の人にわかれます。
 
一方は、答えをきちんと導ける、問題解決力が高い人。
 
この人はここでお伝えするシンプルに考える方法を自然とおこなっている可能性が高い人です。
 
一方で、いつまでたっても、なかなかコレ!といえる納得解を出せない人がいます。
 
これに当てはまる方は、ここでお伝えする「シンプルに考える」を実行することで、問題解決力を磨くことができると思います。
 
 
これに該当する方の場合、
の中にある、たくさんの経験や知識のコレクションの中から、必死で「答え」を探そうとしている可能性が高いです。
 
 
この状態は、実は「考えている」"つもり"になっています。
もっと言えば、「悩んでいる」のです。
 
 
「考える」と「悩む」ー。
 
 
この2つは似ているようで、まったく違う作業なのです。
 
ここで2つが異なる、といえるポイントは ”頭の使いかた” にあります。
 
この違いを、一度整理してみましょう。
 
 
 
ここでまずは、著者の森川氏の意見を紹介します。
 
悩むとは、なんとなく「あれも大事、これも大事」と迷っていること。結局、何も決められず、行動に移すことができません。あるいは、「あれもこれも」と力を分散させてしまう。
しかし、結局、人間が一度にできることはひとつだけ。結果を出すためには、ひとつのことに全力を集中させなければなりません。
ー大切なのは「考える」こと。人が悩むのは、「表面的な価値」に惑わされているからです。だから、「何が本質か?」を考え尽くさなければなりません。(本書P3より)
 
 
次に、この意見を表にまとめてみます。
 
 
 
 
表を簡単に解説します。
対象事象とは、思考の対象のことです。
 
リソース(資源)とは思考に使うエネルギーがどうなるか、つまり"状態"を示しています。
 
思考結果とは、その時の頭の使いかたがどうなっているかを表しています。
 
 
以上を整理してみます。
 
 
▷考える
→「自分に問いを投げることで、もんだいの答えを導くこと」といえます。
 
つまり、もんだいを解決するにあたっての、もっとも大事なポイント(本質)を、
自分に質問をしていくことで見つけ出す作業だといえます。
 
 
▷悩む
→「(もんだいの答えが見つからず)精神的な苦痛を感じること」といえます。
 
「考える」との大きな違いは2つです。
 
1つは
”答えを、今ある情報(表面的価値)の中から探そうとしていること”、
 
もうひとつは、
”最終的にメンタルを崩す作業をおこなっている(自分の体力や時間などのリソースの分散が生じている)”ということです。
 
 
つまり、わたしたちは”もんだい”を解決するにあたり、「考える」必要が、前提としてあります。
 
裏を返せば、悩んでいる状態だと答えはいつまでたっても出てこないというわけです。
 
 
このとき、一番大事なことが、「本質」を見つけることにあります。
そのための鍵(かぎ)となるのが、「問いを立てる力」だとまとめられます。
 
本書ではここを総称して「シンプルに考える」と表現しています。
 
 
 
 

「シンプルに考える」

 
 
シンプルに考える」とは、
 
『何が本質か?』を考えつくす」ということです。
 
 
これは、著者の森川 亮(もりかわ あきら)氏の信条そのものでもあります。
本書のタイトルになっていることにも納得がいきます。
 
※森川亮氏は、LINE株式会社の元代表取締役社長(CEO)で、現在はC Channel株式会社代表取締役社長として活躍されています。
(C Channel株式会社:https://corp.cchan.tv/
 
 
考え尽くす、とあるように、「シンプルに考える」上で大事なことは、
もんだいの”本質”がくっきりと見えるまで、思考をし続けることにあります。
 
 
例えばこれは恋愛と同じようなものではないでしょうか?
 
あなたが、好きな人ができたという ”もんだい” を抱えたとします。
 
ではいったい何が”もんだい”なのでしょう?
このとき、自分に質問をすると思います。
 
「なんで彼女(彼)のことを好きになったんだっけ?」といったようにー。
 
このような「なぜ」を自分に投げていくことで、
自分がどのように”もんだい”を捉えているのかがクリアになってくるわけです。
 
そしていきつく答えは、”カタオモイ”といったところでしょうか。
 
ここがひっかかりになっているのだ、と本質を見つけるわけです。
 
”もんだい”がはっきりしたところで、ではカタオモイを解決するためには、どうすればいいでしょう?
 
そうです、「告白」して好きだという気持ちを相手に伝える必要がでてきます。
 
これがまた、新たな”もんだい”になるわけです。
多くの人は、ここで相手のことを改めて品定めするかもしれません。
 
「彼女のことを支えてあげられるのは俺しかいない!」
「彼の優しいところが好きだけど、最近、女々しくて面倒かも…」などなど。
 
片思いした相手を好きになってしまった自分を、改めて見つめ直す問いを自分に投げるわけです。
 
そして、これを解決するために告白する、告白しないの決断に至ります。
 
 
恋愛の例をあげてみましたが、ここから大事なことが読み取れます。
 
シンプルに考えるために大事なポイントです。
 
それは、「行動」です。
 
 
何のためにわたしたちは「シンプルに考える」必要があるのか? という”そもそも”を考えたとき、
 
それは、抱えている”もんだい”を解決するために「行動する」ことにあるのです。
 
 
”もんだい”は解決すべき事象として自分の中にモヤモヤと住みつづけます。
 
 
わたしたちはそのモヤモヤを嫌うため、どうにかしてそのモヤモヤを取り払いたいわけです。
 
 
そのために、思考をめぐらせ、解決すべき手段(行動)を導き出しているのです。
 
 
恋愛の場面だと、
シンプルに考えられない人は、いつまでもウジウジと悩んで、どんどん自分の胸を苦しめていきます。
 
 
シンプルに考えられる人は、愛すべきパートナーができた・できなかった、のどちらかはっきりとした事実が残り、”もんだい”はすっかり解決できる。
 
 
「シンプルに考える」ー。
 
この方法が魅力的に映るのは、単純で明快な答えをわたしたちに与えてくれることにあります。
 
 
 
 
 
(今回はこのへんでcoffee breakにしましょう☕️... (次編へ続きます))